フッ素樹脂製 薬液ヒーター

製品ラインナップ

当社のフッ素樹脂製薬液ヒーターは、さまざまな用途に対応可能な豊富なラインナップを取り揃えています。カスタマイズ対応も可能ですので、用途に合わせた最適な設計をご提案いたします。

フッ素樹脂製 薬液ヒーターとは

フッ素樹脂製薬液ヒーターは、耐薬品性に優れたフッ素樹脂(PTFE・PFA)を採用しており、強酸・強アルカリなど腐食性の高い薬液でも長期間にわたり安定した加熱が可能です。半導体製造や表面処理分野をはじめ、多様な薬液加熱ニーズに対応します。

特長・メリット

高い耐薬品性:塩酸、硝酸、フッ酸など多様な薬品に対応

優れた安全性:異常加熱や空焚きを防止する各種セーフティ機能搭載

長寿命設計:樹脂特性を活かした設計により長い寿命を確保

クリーン性:不純物の溶出やパーティクルの発生がない

主な用途・業界

半導体業界で薬液加熱装置として活用

フッ素樹脂製薬液ヒーターは、強酸やフッ酸などの腐食性薬液を使用する半導体製造工程において、薬液の温度制御に欠かせない存在です。金属イオンの溶出がなく、高い品質が求められる洗浄やエッチング工程で多く採用されています。


表面処理業界でめっき液の加熱に活用

めっきや電解処理における各種薬液槽の加温において、耐薬品性と長寿命を兼ね備えたフッ素樹脂製ヒーターが選ばれています。


医薬・化学業界で高純度液の温調に活用

製薬工場や化学プラントなど、高純度な薬液や溶剤の加温が求められる現場でも活用されています。フッ素樹脂の高い耐腐食性とクリーン特性により、品質を損なうことなく安定した加熱を実現。温度管理の精度が製品品質に直結する現場で信頼されています。